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「売春やって詩集出すのが、それほどエラいか?」 [なんとなくエッセイ]

紹介します。売春(もっと「きれいな言い方」は、いくらもありますが(笑))を職業とされている女性が、男はみんな穴を狙っている、と「決めつけている」詩集ですが、男には、「穴」ないですかね(笑)?

『底辺女子』という本を読めば、「やむなく」売春をせざる人々もいるようです。また、バングラディシュでは、売春街が公になっていて、一生そこで過ごさなければならない女性たちもたくさんいるし、インドでは叔父にレイプされて妊娠した10歳の少女の中絶が認められません。売春をビジネスとして肯定されると、世界中の不幸な少女たちのためによくないです。それを根本から理解せず、「寄付してます」だと。

どこにも、詩集など出して、自分の職業から得られた感慨などをかきつけた、存外平凡な言葉を持ち上げる、オッサンたち(?)がいるのか。この女性は、はじめから上から目線の決めつけで、私がちょっとコメントしたら、「山下さんは詩集読んでないですよね?」だと。この「決めつけ」。それが、この詩集の著者のすべてです。

売春がそんなにエライのかね〜?(って、日本だけだろ、「好きで」売春やってるのは)

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『ボン・ボヤージュ〜家族旅行は大暴走〜』──おフランスは助けてくれる。(★★★★★) [映画レビュー]

 

『ボン・ボヤージュ〜家族旅行は大暴走』(ニコラ・ブナム監督、 2016年、原題『A FOND/FULL SPEED』

 

 本作の前に、いかにもイタリアの、イタリア映画を観て、それから、これを観ると、両者の違いがよくわかる。イタリアは個人の妄想に終始し、結局他人には興味なく、自分さえよければよく、公共にも奉仕しない。ゆえに、国は滅びる──。ヨーロッパでの発言権はなく、ただ「過去の栄華観光」に頼るのみ。

 

 一方、おフランスは、おバカを装うと言うより、精一杯楽しみながら、言いたいことを言い合い、生きたいように生きながら、他者を助ける。

 

 Taxiシリーズを彷彿とさせる本作で、Taxiでは、庶民の意地をスピードで見せるタクシー運転手の車は白のプジョーであったが、本作、整形外科医と精神科医のエリート夫婦の、とくに、整形外科医の夫が選んだ車は、真っ赤な……メドゥーサという怪しげな車。架空のブランドでなければ、ヤバいストーリー(笑)。

 

 AIで制御された最新式のメドゥーサであるが、ゆえにか、制御不能になる。このあたり、すでにして、おフランス得意の皮肉が効いている。車は停めることが不能の走る凶器となる。家族+ジッサマが拾ったヒッピー風女を乗せた密室劇が、延々と展開される。それに、高速道路警察(?)のアベック「白バイ」やら、BMWに乗る、とばっちり受けまくりのアンチャン、夫の患者でボトックス注射の副作用が出ている(それをリアルに描いているのも、またおフランスのブラックユーモアのすごさである)バッサマと、妻のためにクレーム電話を医師にかけてくる、その連れ合いの車、メドゥーサを売った営業マン(営業所では、またメドゥーサが売られつつあり、早くから、不具合を露呈している(笑))などがからんでくる。道路は何度も「渋滞注意報」が出てひやひやさせる。

 

 そして、高速道路警察は、いかなる手段を取っても、彼らを助けようとする。事故車輌と平行して車を走らせ、まずは子どもと若い女性を、警察車に窓から移らせる。このようなことなど現実は不可能だと思うが、おフランスの警察はやってみせる。そして、最後は、ヘリコプターを飛ばして、妊婦の妻と、夫とその父の老人の乗った車をつり上げる。

 これを考えつき、決定を下すのが、卓球マニアのオバチャン上司。なにかと言えば、卓球のラケットでバシバシ部下の若い男を叩く。

 結局、国民を助けてくれる国は、おフランスである。どんな手段を使ってもね。亡命するなら、やっぱり、マクロンのいる、おフランスだ! 車にもキャラがあるところがすごい!

 終わりの暗転後に響き始めるクールな音楽も、Taxiっぽくキマってるナ。

 

 余談ですが、私はわんこ散歩で、この「お盛んジッサマ」を演じた名優、アンドレ・ドゥサルディエが朗読する、プルーストを愛聴しています(笑)。

 

 


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