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同人誌『妃』20号(201809 ) [ザッシ]

『妃』20号(201809 )

 

くまったもんだ。またでんちゃんが送りつけてきてノノ。今度は、B5判。読み易い判だが、とくに評論などの字が小さくしてある。眼をこらして、建畠哲(どこかの美術系大学の学長をしていたようなノノ美術関係の賞の選考委員もしていたようなノノつまり、「有名人」の範疇で、このザッシ得意の「有名人のゲストに詩集評を書いてもらう」のひとつか。建畠哲氏には、Facebookの友だち申請したが、無視であった。ほかには、平田俊子さん、なんとかあや子さん、なんとかハゲ男氏、思潮社の方々、などに無視=拒否? されている。ま、エエけどさ。さして重要ではないと思いながら、あまり感じのいいものではないので、私はここ何年も、自分から友だち申請はしていない、PTSD状態(爆)である。

その建畠氏が、全然知らない人の詩集を評している。しかも、かわいそうに、その詩集の写真は真っ黒である。「一番高貴な詩の雑誌」というコピーがいつも表紙にあるが、そのコピーが泣くぞ。表紙もダサいし。だいたい、でんちゃんが3月に出した詩集の評を、9月末に出すとは、どんだけ時間をかけてるんだ? ナマモノならとっくに腐って、あとかたもないぞ。

建畠氏の文章はのっけからのけぞる。「私は美術評論の世界に身を置きながら、一方で細々と詩を書くという生活を続けてきたが、かつては珍しくはなかったはずのそのような評論家は、今はほとんどいなくなってしまっている。同類といえるのは正統的な美学者にして珍部類(イミフ(←山下記))の詩人である篠原資明、それに写真評論家の飯沢耕太郎(『茸日記』なる詩集がある)くらいしか見当たらない。倉石信乃(やはり写真の分野の論客として知られる)が初めて出した詩集『使い』には、そういうわけで大いに個人的な関心があり、一気呵成に読み通す(な、詩集を(爆)←山下注)ことになった」

ああ、そうですか。この最初の文章だけで、この人がいかに「詩や評論に疎い」か、また時代にズレているか、また、選民意識の持ち主かがわかる。

そりゃ、飯沢耕太郎氏は、「写真評論家」として飛ぶ鳥を落とす勢いの時もあったが、詩集など一度として話題になったこともない。だいたい、いっしょに同人誌やってたんですけどね、この人と。しかも、うちの泊まったことも何度かあり(爆)、タダメシを食っていったにもかかわらず、土産は一度も持って来ず、「今度、笹かまぼこ持ってきまーーーす」という言葉を最後に、いつしか「有名人」のようになって、完全に手の届かないところの人になっていたノノなどということも思い出すが、今回はでんちゃんの詩である(爆)。

この同人誌に載っているでんちゃんの詩は、すでにFacebookで読んでいるもので、ワタシ的には、「(でんちゃんの)過渡期」に属するものである。

中本道代氏が、前回の中沢けい氏と寸分違わぬ、「自分いい人見せ」の、おセンチな「感想」を書かれているが、まさに「感想」の域を出るものではない。でんちゃんも、この詩集『アジュモニの家』では、ある逡巡が見られ、こっちの方向に進んで、おセンチな眼で「50ポイント上乗せされる詩人にならなくてよかったワ。どうせでんちゃん、その場まかせで、「自分は語り部である」てなことを言ったのだろう。そんなもん、誰もが語り部であり、「自分は何者なのかと思いながら詩を書いて」いるんだワ。こういう、いい人ぶったおセンチな評論には、無意識の「上から目線」が存在する。

こんな、熱帯魚の水槽のようなザッシに、でんちゃんはなんのつもりで参加しているのか? たぶん「フィールドワーク」と思われる。

阿賀隈、亡霊のように登場した吠えるバーサン、葉山美玖、「こんなところにも」現れた、50歳すぎても、幻の青春を書き続ける女(個人トレーナーをどう思う?と聞いてきたから、「騙されてはいけませんよ」と、誠実な忠告をしてあげたのに、そういうまっとうな声を怨んで、親切にしてあげたのに、Facebookでワタシをブロックしたまま。なんら痛痒を感じないがな(笑)。しかし、この人のは、「実話」の部分がかなり多いから、アタマだけで書かれた詩より読ませる(爆)。あとは、中村和恵氏の、「今後のあるまじろ」は、わりあい面白いと思った。あとは、妄想のゴミ。17人で、いったい何部ずつもらってるのか? それらはどこへ届けられるのか? いずれにしろ自己満足以外のなにものでもない。そんな金があったら、震災の被災者か世界の難民に、そっと寄付でもしたら、ずっと世の中マシなものになるだろう? それにしても、飯沢耕太郎氏、いったいどこへ消えたんでしょーね?(爆)

今度こそ、除名になっても知らないからね、でんちゃん(笑)。


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清水哲男個人誌『BD 20 november 2018』 [ザッシ]

清水哲男個人誌『BD 20 november 2018』

 

つづいて(なにが「つづいて」だ?(笑))、清水哲男個人誌『BD 20』(BDというのは、フランス語の「bande dessinée」((こま割り)漫画)の略から取られている。月刊で、今号で通算20号になるが、発刊はだんだん早くなるようで、novemberが、早くも届いた。

個人誌のよいところを完全に生かし切り、勝手気まま、毎号思うままのザッシである。ザッシの魅力であるビジュアルも取り入れ、昔の号にくらべると、文学臭が抑えられ、ビジュアルが中心になりつつある。しかも、10ページほどの薄い冊子で、手に収まる(どこにでも持ち歩ける)サイズながら、ザッシの楽しさ満載である。

裏表紙は、時事に関することが多く、世の中をにぎわす「悪事」に、そうだそうだ、なんてものではなく、ケッコーはっきり言っちまってる。そこが個人誌の強みだ。

詩人にはあんまり送ってないのかな〜? 言及しているのを見たことがない。

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同人誌『Ultra Bards』Early Autumn 2018 vol.30 [ザッシ]

細田傳造氏が送ってくださった。細田氏が送ってくれなかったら、こういう、一見「敷居の高そうな」同人誌の存在など知るべくもなかっただろう。裏表紙にmembersと印刷されている名前は、阿部日奈子、有働薫、國峰照子、小林弘明、中本道代、眞神博、森山恵(この名前の横にだけ住所がない)、印刷七月堂、編集阿部日奈子。


そういえば、前号も送ってくださって、内容も記憶にある。あるのは、でんちゃん(細田氏)の詩ではなく(すまぬ)、森山さんて方が、ウェイリー訳の『源氏物語』を「日本語への〈戻り訳〉」(本人の言葉)をされていることを、後記に書かれていて、今号の後記を見て、そうだったと、思い出したのと、阿部日奈子氏の散文詩が、なにか外国の友人の「経験」を詩にしていて、今号もひき続きそんな感じだということ。有働薫氏は、でんちゃんがおフランス語を習っているということだった。


このザッシ、誰のこだわりか、幅を少し狭めれば、ひとに送るのに、180円のスマートレターに収まるのに、「わざわざ」正方形に近いかたちの変形版で、それゆえ、でんちゃんは、360円のレターパック・ライトに「突っ込んで」送ってくれた。自己満足以外のなにものでもないように、私には見える、このこだわりのために、郵送費は倍である。まー、すべてがそこに現れているのような、ケッコー時代に逆行した、エリートザッシである。そこに、なんで、でんちゃん? であるが、まあ、氏の詩、「犬三題」(犬になりきっている(笑)三つの詩である)を読めば納得がいく。ノラ公でんちゃんは、どうも、プードルなどの気取ったわんこのいる「お屋敷」に潜り込んでしまったようなのである。でんちゃん、犬好きかどうか知らないが、犬になりきっていることは確かである。同様に、バッタやカマキリなどになりきるのであるが、どうもこれがでんちゃんの才能のようである。しかも、T.S.エリオットが言ったように、詩は個々の言葉ではなく、構造に現れるというのを、実現している。ほかの「同人」の方々が、お書きになるのは、福島原発のロボット(國峰(このバーサンには、30年ほど前に絡んだことがあるが、また絡むことになってしまった(爆))の「説明」とか、イラン革命に遭遇した友人(ちなみに、井筒俊彦も自身が長期滞在を予定したイランを革命に見舞われて辛くも脱出する様子を書いているが)の聞き書きの「説明」(阿部日奈子)、今度は、井筒俊彦の『意識と本質』からの「引用」(だけの論文)(中本道代)とか、まー、よく読むと、気取ってるわりには、教養も創作力も疑問符のものばかり。でんちゃんはメス(つっても、若いのはいないよ(爆))の匂いにつられて侵入したのか? それはよくわからねど、前号より確実に進歩しているのは、よくわかった。たとえ前号の詩を覚えていない(ということが実は証左であるが)としても。


『源氏物語』であるが、私も、サイデンステッカー訳だったかな? と「原文」をつきあわせて、英訳の「論理」に「なるほどー」とは思うことはあるけど、その英訳からまた日本語訳を作りたいという欲望はない。それは「原文」からかぎりなく離れていく行為であり、また「構造」を消していく行為である(ということに気づかないのかな〜?)。『源氏物語』に関する外国人のすぐれた論文に、マックス・コメレルのものがあり、この論文を読めば、「戻り訳」がいかにズレた行為かはわかるであろう──。てなわけで、


でんちゃん、私に送ったことによって、除名されても、当方は責任持たないからね(笑)。



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